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人魚は空に還る (ミステリ・フロンティア 47) 単行本 – 2008/8/1
三木 笙子
(著)
「しずくは観覧車に乗りたい」富豪の夫人に売られてゆくことが決まり、最後の願いを口にした見世物小屋の人魚は、観覧車の客車から泡となって消えた。水神の怒りに触れて浅草は水中に沈んだのか。いや、地上という水底から人魚がその身を縛るもののない空へと還っていったのか――(表題作)。
心優しき雑誌記者と超絶美形の天才絵師、ふたりの青年が贈る帝都探偵物語。明治の世に生きるふたりの青年の交流をあたたかに描いた、新鋭の人情味あふれるデビュー作品集。
心優しき雑誌記者と超絶美形の天才絵師、ふたりの青年が贈る帝都探偵物語。明治の世に生きるふたりの青年の交流をあたたかに描いた、新鋭の人情味あふれるデビュー作品集。
- 本の長さ231ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2008/8/1
- ISBN-10448801738X
- ISBN-13978-4488017385
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2008/8/1)
- 発売日 : 2008/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 231ページ
- ISBN-10 : 448801738X
- ISBN-13 : 978-4488017385
- Amazon 売れ筋ランキング: - 903,875位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 20,496位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2人の関係がいつまでもつっきまさように。フワリとサラリとした関係が魅力なのでしょうけれども、もう少し刺激がほしいかもです。
2023年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品の前に『竜の雨降る探偵社』を読み、その不思議な世界観にはまってしまいました。そして本作を読み、ますます深みにはまりそうです。本作の時代背景は明治後半ですが、何故か古さを感じさせません。それはきっと経済成長し、社会が進歩していっても、人間の心理の奥底は変わることがないからでしょう。人間の内面の本質を突いた作品です。とても面白かったです。
2015年5月24日に日本でレビュー済み
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本格物のミステリを望まれる読者には難しいかもです。短編のためもあり、謎解きは読み進めると容易に解ってしまいます。それと主要人物の設定が若干軽いかも。とはいえ、当時の帝都の文化や風俗などを丁寧に描写する力量は只者ではないと思います。個人的にはこのような作品も「あり」で、文体も好みでした。
2014年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
超美形天才絵師と質実剛健・意外となんでもできる男前編集者(探偵)とが繰り広げる明治の事件簿。
事件とは言え血なまぐさい事件ではなく、人情にあふれたお話です。
時代背景ともきちんと照らし合わせてありますので、明治大正時代の雰囲気がお好きな方は読んでみられては。
キャラクターが個性的で女性にも人気がでそうなお話でした。
事件とは言え血なまぐさい事件ではなく、人情にあふれたお話です。
時代背景ともきちんと照らし合わせてありますので、明治大正時代の雰囲気がお好きな方は読んでみられては。
キャラクターが個性的で女性にも人気がでそうなお話でした。
2017年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ホームズやポワロ、金田一と探偵モノの探偵役と言えば気難しく変わり者と相場が決まってるが、これはワトソン役にあたる超絶美形絵師が気難し屋で性格が悪い(褒め言葉)。ホームズ役は口下手という一般とは真逆なコンビ。この二人が怪事件を巡って帝都を回る。
悲惨な事件ではなく、不可思議な事件を正義で一刀両断するのではなく優しく導いていくのが良かった。
悲惨な事件ではなく、不可思議な事件を正義で一刀両断するのではなく優しく導いていくのが良かった。
2008年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
週刊エコノミストの書評を見て購入。
時代小説という程ではないが、明治の風物が緻密に描かれている。
人魚、観覧車、真珠、とモチーフがどれも美しく、庶民の人情味あふれる暖かな物語が淡々と進む。
短編のため物足りなさも感じるが、逆にこの時代の推理物としては珍しい癒し系の路線はアリか。
キャラクターが立っているのでライトノベル感覚で巻数を重ねれば若い女性を中心に人気が出そう。
ただし本格ミステリを求める人にはあまりお勧め出来ない。
時代小説という程ではないが、明治の風物が緻密に描かれている。
人魚、観覧車、真珠、とモチーフがどれも美しく、庶民の人情味あふれる暖かな物語が淡々と進む。
短編のため物足りなさも感じるが、逆にこの時代の推理物としては珍しい癒し系の路線はアリか。
キャラクターが立っているのでライトノベル感覚で巻数を重ねれば若い女性を中心に人気が出そう。
ただし本格ミステリを求める人にはあまりお勧め出来ない。
2008年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙に惹かれて手に取りましたが、読み終わって大満足。
天才絵師と記者のコンビが鮮やかに事件を解決していく様は痛快で、関わる人々の心情を慮る姿勢に優しさが感じられます。読後感はとても暖か。
読みやすさと作品全体に流れる異国のような雰囲気が素敵です。
創元社の新人さんとのことですが、細部まで世界観を壊さずよく作りこんでる作品ですね。
現代社会とはまったく違う空気感が心地よく、仕事に疲れた時に手に取ると別世界に旅立てる気が。
帝都の街に生きる個性的な登場人物と楽しい謎解き。
テンポが良いためあっという間に読み終えますが、何度も読み返したくなる作品です。
私は一気に読んでしまうのがのが惜しくって、一晩に一編ずつ読みましたw
彼らの活躍がもっと見たいので、続編が楽しみ。
天才絵師と記者のコンビが鮮やかに事件を解決していく様は痛快で、関わる人々の心情を慮る姿勢に優しさが感じられます。読後感はとても暖か。
読みやすさと作品全体に流れる異国のような雰囲気が素敵です。
創元社の新人さんとのことですが、細部まで世界観を壊さずよく作りこんでる作品ですね。
現代社会とはまったく違う空気感が心地よく、仕事に疲れた時に手に取ると別世界に旅立てる気が。
帝都の街に生きる個性的な登場人物と楽しい謎解き。
テンポが良いためあっという間に読み終えますが、何度も読み返したくなる作品です。
私は一気に読んでしまうのがのが惜しくって、一晩に一編ずつ読みましたw
彼らの活躍がもっと見たいので、続編が楽しみ。
2011年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単行本で持っているのですが、持ち歩いて読める文庫版を待ってました。
どこがいいかを書こうとするとネタバレになりそうなので書けませんが、ホッとする読後感がたまりません。
まだ作品数の少ない作家さんですが、これからの新作も期待しています!
どこがいいかを書こうとするとネタバレになりそうなので書けませんが、ホッとする読後感がたまりません。
まだ作品数の少ない作家さんですが、これからの新作も期待しています!